カウンセリングとコーチングの二刀流だからこそできること

「カウンセリングだけでは限界がある」

これは、臨床現場に長く関わってきた心理職の多くが感じている本音です。

なぜなら、クライアントの状態は一定ではなく、むしろ流動的だからです。

カウンセリングの限界とは?

カウンセリングは“癒し”や“受容”の力に優れています。

しかし、症状が軽減したあと、

  • 次にどうすればいいかわからない
  • 自分の人生の方向性に迷ってしまう

という「空白の時間」に入るクライアントが非常に多く見られます。

コーチングが活きるのは「その後」

コーチングの強みは、

  • 問いを通じて思考を深める
  • 自分の本音を言語化する
  • 選択肢を増やす

というプロセスを通して、主体的に生きる力を取り戻していける点にあります。

クライアントにとって最良の支援とは「選べること」

クライアントは必ずしも「癒し」だけを求めているとは限りません。

ある時期は寄り添い、ある時期は背中を押す。そんな柔軟さが必要です。

カウンセリングとコーチングの“二刀流”だからこそ、継続的な変化と回復を支援できるのです。

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