睡眠薬を手放したいあなたへ ― 眠れない夜の真実
“睡眠薬は一生飲み続けるもの”だと諦めていませんか?
布団に入っても頭が冴えて眠れない…。
明日のことを考えると不安で胸がドキドキする…。
そんな辛い夜が続くと、「睡眠薬に頼るしかない」と思ってしまいがちです。
でも、実際に睡眠薬を使い続けている方からは、こんな悩みをよく聞きます。
- 「薬を飲んでも朝まで眠れず、何度も目が覚める」
- 「薬の効果が弱くなって、量を増やすしかなくなった」
- 「朝起きても頭がボーッとして、日中も調子が悪い」
多くの方が「薬をやめたい」と思いながらも、「薬なしでは絶対に眠れない」という恐怖から抜け出せずにいます。
でも、もしその眠れない原因が「薬では解決できない部分」にあるとしたら?

眠れない本当の理由は、脳の”緊張スイッチ”が切れないこと
私たちの脳には、昼間の「活動モード」と夜の「休息モード」を切り替えるシステムがあります。
しかし、慢性的なストレスや心の負担が続くと、この切り替えがうまくいかなくなります。
つまり、夜になっても脳の”緊張スイッチ”が入りっぱなしの状態。
その結果、心臓がドキドキしたり、頭の中でぐるぐると考えが巡ったり、身体が重だるくなったりと、様々な症状が現れます。
睡眠薬は脳を強制的に眠らせてくれますが、この”緊張スイッチ”自体を正常に戻すことはできません。
だからこそ、薬をやめると再び眠れなくなってしまうのです。

当院が大切にする3つの視点
当院では、 「薬に頼らず、脳本来の自然なリズムを取り戻す」 ことを目標に、以下の3つの方向から総合的にサポートします。
1. 脳神経学的アプローチ ― 緊張した神経系をリセット
脳の緊張状態を解除し、自然な睡眠リズムを取り戻すための神経系への働きかけを行います。
手技により、過度に興奮した神経を鎮静化し、副交感神経(リラックス神経)が優位になりやすい状態に導きます。

2. 栄養・生理学的サポート ― 身体の内側から睡眠をサポート
良質な睡眠のためには、脳内物質のバランスが重要です。
セロトニンやメラトニンなどの睡眠に関わる物質を自然に分泌できるよう、栄養面からのアドバイスを行います。
また、体内時計を整える光の取り入れ方や、血糖値の安定化など、日常生活の中でできる具体的な改善方法をお伝えします。
3. 心理的ケア ― 心の重荷を軽くする
眠れない背景には、心の中に抱えている不安や恐れ、自分を責める気持ちなどが潜んでいることがあります。
「完璧でなければダメ」「人に迷惑をかけてはいけない」といった思い込みが、知らず知らずのうちに心身を緊張させているケースも多く見られます。
カウンセリングを通じて、そうした心の負担を一つずつ整理し、軽やかな気持ちで眠りにつけるよう心理面からもサポートします。

こんな想いを抱えている方へ
- 睡眠薬を飲んでいるが、根本的に改善している実感がない
- 薬の量が増えていくことに不安を感じている
- 自然に眠れるようになりたい
- 朝起きた時にスッキリした気分になりたい
このような想いを持つ方に、”薬以外の選択肢”があることを知っていただきたいのです。
医療機関との連携を大切にしています
当院は治療院であり、医療機関ではありません。
そのため、薬の処方や医学的診断は行えませんが、必要に応じて医師との連携をお勧めしています。
現在お薬を服用中の方には、急に薬をやめることはお勧めしません。
「段階的に薬への依存を減らしながら、自然な眠りを取り戻す」という考え方で、あなたのペースに合わせて進めていきます。

あなたの”眠れる力”を信じて
長い間眠れない日々が続いていると、「もう自分には眠る力がないのでは」と思ってしまうかもしれません。
でも、そんなことはありません。
あなたの中には、本来眠るための力がちゃんと備わっています。
ただ、その力を発揮するための環境が整っていないだけなのです。
当院では、初回に時間をかけてじっくりとお話を伺い、あなたの状態に最適なケアプランを一緒に考えていきます。
「薬に頼らず、自然に眠れるようになりたい」 そう願うあなたを、私たちは全力でサポートします。
