休んでも疲れが抜けないあなたへ
「しっかり休んでいるのに、気持ちが晴れない」
「寝ても疲れが取れない」
「何もしていないのに、心がずっと重い」
そんな感覚を抱えていませんか?
仕事を休んでみたり、予定を減らしてみたり、
できることはやっているのに、思うように回復しない。
「自分の努力が足りないのかな」と感じてしまう方も多いと思います。
でも、それは“あなたが怠けているから”でも“心が弱いから”でもありません。
実は、脳と神経が休めない状態になっている可能性があります。

休んでいるのに回復しない理由
心や体の疲れが続くと、脳の中では「危険を察知するセンサー(扁桃体)」が常に働いたままになります。
このセンサーは、本来「危ないことが起きたとき」に一瞬働くもの。
でも、ストレスが長く続くと“オフにできなくなる”んです。
つまり、体は横になっていても、脳はずっと「戦闘モード」のまま。
その結果、
・眠っても深く休めない
・常に体がこわばっている
・小さなことで不安になる
・何もしていないのに心がざわつく
といった状態が起こります。
いくら休んでも回復しないのは、
体が休んでも脳が休めていないからなんです。

真の回復には「リセット」と「再学習」が必要
本当の意味での回復とは、単に「動かないこと」ではなく、
「緊張しすぎた神経をやさしくリセットし、安心できる状態を再び思い出すこと」。
当院ではそのために、3つの軸からケアを行っています。
① 脳神経の調整 ― “休めない脳”を整える
ストレスで過剰に働いている脳のセンサー(扁桃体)を鎮め、
「安心して休んでいい」という信号を出せるように整えます。
マッサージやカウンセリングでは届かない“神経レベルのリセット”を行うことで、
「ようやく力が抜ける感覚」が戻ってきます。
② 栄養と生活リズム ― 休息を支える土台をつくる
血糖や鉄分、ビタミン、腸の状態…。
これらが乱れていると、脳に“休息の材料”が届きません。
眠っても疲れが取れない、気力が戻らないのは、
体の中が“回復する準備”を整えられていないサインです。
食事・睡眠・呼吸など、毎日の習慣を整えることで、
「休んだ分だけ回復できる体」へ導きます。
③ 思考と感情のクセ ― “緊張しやすい心”をほぐす
「迷惑をかけてはいけない」
「弱音を吐いたらダメだ」
「ちゃんとしなきゃ」
そんな思考のクセは、心だけでなく神経も緊張させます。
当院では、心理師・プロコーチの視点から、
思考や感情のパターンを一緒に見つめ直し、
“安心して力を抜ける心”を育てていきます。

“頑張っても良くならない”自分を責めないで
「休んでいるのに治らない」
「また同じように落ち込んでしまった」
そう感じてしまうと、自分を責めたくなりますよね。
でも、それは“回復できていない”のではなく、
まだ回復の仕組みを思い出せていないだけ。
脳も心も、少しずつリハビリをすれば、
ちゃんと“休める感覚”を取り戻せるようになります。
「もうどうにもならない」と感じている今こそ、
整え直すチャンスかもしれません。
――休んでも変わらなかった日々が、
「休んだ分だけ楽になる日常」に変わるように。
どうか、ひとりで抱え込まずに、ご相談ください。



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