冬の終わりに心の疲れを感じている方へ
2月は、一年の中でも特に「心が沈みやすい」時期です。
寒さは続き、空気は乾燥し、陽射しの時間もまだ短い。
風邪やインフルエンザなど体調を崩しやすいことに加え、気分の落ち込みやイライラ、不眠などの不調を感じる方が多く見受けられます。
また、2月という月は“終わり”と“始まり”のあいだにある曖昧な季節。
学校や職場では卒業や異動、引っ越しなど春からの変化に向けて動きが出はじめますが、まだ自分の中では何も変わっていない。
焦りだけが先に立ってしまう…そんな「取り残されたような感覚」に陥りやすい時期でもあります。
心と体のギャップが苦しさを生む
私たちの心と体は、季節の移ろいと深く関わっています。
特に冬は日照時間が少なくなることで、脳内のセロトニン(感情の安定に関わる物質)の分泌が減り、気分の落ち込みや意欲の低下を引き起こしやすくなります。
それに加えて、寒さによる自律神経の乱れも心身のバランスを崩す原因となります。
それなのに社会は「春に向けて前進しよう」という空気。
心がまだ追いついていないのに、体にムチを打って動こうとすれば、当然どこかに無理が出てしまいます。
「やらなきゃ」「動かなきゃ」と思えば思うほど、動けない自分に苛立ってしまう。
そんな声を、2月には多く聞くのです。
心の準備には「余白」が必要
心にも“春を迎える準備”が必要です。
けれど、その準備は「急いで変わろう」とすることではありません。
むしろ大切なのは、「余白」をつくること。
予定を詰めすぎない
感情にふたをしない
疲れたときには立ち止まる
そんな風に、自分にやさしい態度で過ごしていくうちに、心は自然と次の季節に向かう準備を始めていきます。
心が動きたくなるときは、ちゃんとやってきます。
それまでは「静かな時間」を味わっても良いのです。

小さな整理から始めてみる
春に向けた心の整理は、決して大げさなことでなくてかまいません。
たとえば、
家の中の一角を少し片付けてみる
日記にその日の感情を書き出してみる
「がんばらない日」を予定に入れてみる
こういった小さな行動が、心に新しい風を通してくれます。

当院でできるサポート
当院では、心理的なサポートに加え、脳神経の働きや自律神経の状態にも着目したアプローチを行っています。
単に「気持ちの問題」ではなく、脳や神経レベルの疲れに対しても丁寧に対応しています。
「調子が出ないけれど、原因がよくわからない」
「心療内科へ行くほどではない気がする」
「相談してもいいのか迷っている」
そんな方にも安心してお越しいただけるよう、初回はじっくりお話を伺い、必要に応じた提案を行っています。

春はもうすぐそこ。でも、心はまだその手前にいる。
そのギャップを感じるのは、あなただけではありません。
「何もできない自分」を責めるのではなく、今の自分にやさしくありながら、少しずつ整えていく。
そのお手伝いができれば幸いです。


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