「私の感覚」を基準に判断していませんか?
先日、子供の成長に合わせておもちゃ棚を買い替えました。

商品を選ぶときにレビューを読んでいると、1つの商品に対して
「簡単にできました」「説明書が分かりやすかったです」
「板が多くて大変でした」「説明書がシンプルすぎて分かりにくかった」
という両極端なコメントがありました。
同じ物(出来事)でも、受け手の価値観や経験値によって捉え方が違う
ということを垣間見た気がしました。
「棚を組み立てるのに手順が12まである」これが事実で、「簡単だった」「難しかった」は感情・感想なので、どちらが良い・悪いとか正解・不正解ではないのです。
でも、ここに(無意識でも)「私の感覚が正しい」という思いがあることで、怒りや相手への批判の気持ちが入ってしまいます。
そしてそのエネルギーを拾った相手が不快を感じ、攻撃をする・言い訳をする・自分を責めるなどに発展することも。

今回、商品レビューを例に挙げましたが、上記のパターンって会社や家庭、インターネット上などでよく起きていると思いませんか?
『私の感覚』を基準にすると、それ以外の反応を「間違ってる」と感じたり、受け入れにくくなってしまうので、“私はこう思った”、“この人はそう感じたんだな”と柔らかく受け止めることが平穏に繋がっていくのではないか…と、ただ棚を買うだけなのにそんなところまで考えてしまったのですが^^;
もし「普通は〜」「常識で考えて〜」「こうあるべき」という思いが強く、自分や他者に厳しくなってしまう。
それによって生きづらさを感じている、周りとうまく関係が築けない、緩め方が分からない…などでお悩みでしたら、ご相談ください。
その感覚は幼少期に身につけたものが多いので、背景を探りながら「今もそれが必要か?」を紐解き、(不要な場合には)手放していくお手伝いをしていきます。
・より良い人生を送りたい
・もっと身軽になりたい
・自分らしく伸び伸び生きたい
とお考えでしたら、いつでもお力になります。