やる気を引き出そう!
こんにちは、副院長の伊藤です。
さて、昨日の続き、「やる気」のお話です。
「やる気」とは脳内の神経活動から起こるもので
「ドーパミン」という脳内物質が重要でしたね。
じゃあどうやったらドーパミンは出せるの?
具体的に例を考えてみます。
例えば・・・
ぽっちゃり体型のあんちゃん35才(独身)が一念発起、
引き締まったボディーを手に入れるべくトレーニングを始めます。
この時の目標は「引き締まったボディー」ですが、
脳内では「こんなトレーニングをすれば引き締まったボディーを
得られる筈。そして更には……えへへ」という期待と予測を立てます。
そして実行に移す時に脳内からドーパミンが放出され、
実際にトレーニングが実行されます。
結果、体重が減り、体も実際引き締まります。
職場の女の子からも誉められる事もあるでしょう。
有頂天です。
脳内のドーパミン工場はフル稼働です。
トレーニングに対する期待とやる気がグッと高まります。
すると脳からドーパミン工場へ増産するようにオーダーが出ます。
結果、トレーニングを重ねると更にドーパミンの放出量が増えます。
こうしていつの日かぽっちゃりあんちゃんは
見事に引き締まった強靭なマッスルボディーを得ます。
この経験が脳に学習記憶され
習慣としてトレーニングが日常に組み込まれます。
そしていつの日か……
こういう成功体験が記憶に蓄積されると「面倒くさい」とか
「明日でいいや」とか他の選択肢は排除されやすくなり
「トレーニング」という選択肢の維持へ繋がる訳です。
つまり「やる気」を引き出すには
成功のイメージや体験、目標が大事なのですね。
しかし、引き出すだけでは脳も疲れてしまいます。
ドーパミンだって無尽蔵じゃありません。
なので脳にも適度の休憩とご褒美が必要です。
脳のエネルギー源は主に糖質から作られる「ブドウ糖」に限られています。
糖質はパンや果物、砂糖などに含まれていますが
安定してエネルギーを提供できるものとしてはお米が良いとされています。
消化しにくい分安定的で、徐々にブドウ糖が供給されるため
脳にとっては適しているようです。
なに、朝はクロワッサン?ダイエット?知りません。
仕事中に頭が疲れた時はチョコレートや飴ちゃんが良いでしょう。
ブドウ糖の吸収が速いため、すぐに脳へのエネルギー補充として役立ちます。
ドーパミンの原料は「チロシン」というアミノ酸の一種です。
竹の子や大豆製品、鶏肉に豚肉あるいは魚類はたまたナッツ類や乳製品など様々です。
て事は米食を中心に朝食をしっかり摂り、
おやつ時に飴ちゃんやアーモンドチョコレートを食べると良いかもしれません。
さて、ここまでざっと「やる気」に纏わるお話をさせて貰いましたが、
僕のやる気もそろそろ尽きて来たので休憩と補充が必要となりました。
なのでここらでひとまず指をタッチパネルから離したいと思います。
ここまで読み進めた物好きな貴方、ありがとうございます。
それではまたの機会にお会いしましょう。
チョコうめー♪
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