スマホの過剰使用は危ない!3つの理由
スマートフォンが普及し、便利な世の中になりましたよね。
電話、メール、LINEといった連絡手段としてはもちろん、SNS、カメラ、ナビ、ゲーム…多様な使い方ができます。
しかし、便利な一方で「使い過ぎ」による弊害もあることをしっかりと理解しておきましょう。
1.長時間の画面操作は脳を疲れさせる
目の動き(眼球運動)は脳の「中脳」という部分が担っています。
中脳は他に目からの光情報や耳からの音情報の中継地点でもあり、姿勢維持や全身の緊張度コントロールにも強く関与しています。
なので、目を過剰に使うと、
中脳が疲れる
↓
姿勢維持能力が低下する
↓
猫背
↓
呼吸が浅く、酸素不足になる
↓
ますます脳が疲れる
という悪循環を引き起こします。
※上に挙げたように「耳からの音情報」も関与しているため、イヤホンで音楽を聴き続けることでも同様の影響があります。
2.睡眠の妨げになる
スマートフォンの光(ブルーライト)は、太陽の光(紫外線)に次ぐ明るさであるため、画面を眺めている間は脳が日中であると勘違いします。
なので、寝る直前まで操作していると安眠に必要なメラトニンが分泌されにくく、睡眠の質はどんどん悪くなります。
3.思考や理性を司る機能が低下
スマートフォン(に限らず、TVやPCといった電子機器)でのゲーム中は「前頭葉」がほとんど活動していないことが調査で明らかになりました。
前頭葉は、
・言葉を話す
・計画的・効率的な行動
・思考や理性を司る
・相手の言動や表情から気持ちを読み取る
といった機能を担っています。
つまり、継続的にゲームをすることで慢性的な「前頭葉の機能低下」が起こり、
・無関心、無頓着
・注意力や判断力の低下
・衝動的
・思いやりの欠如
・反応が遅い
・企画遂行、計画性、問題解決能力の低下
などが引き起こされる可能性があるということです。
「用はないけどついつい画面を見ているな…」「暇な時はずっとゲームしてる!」という方はこの機会にぜひ使い方を見直してみましょう。
・1日の中で「休息タイム」を意識する
・夜、布団の中では使わない
・輝度(画面の明るさ)を下げる
など、ちょっとしたことを気を付けるだけでも1週間、1ヶ月と続けることでずいぶん変わってきますよ^^
そして、これまで長いこと疲れさせてしまった脳の回復には「リラックスできる時間を作ること」が何よりも大切です。
あなたが好きなこと・楽しめることって何ですか?
・お風呂にゆっくり浸かる
・ヨガをする
・スポーツをする
・散歩する
・旅行に行く
などなど、なんでもOK!
画面を見ずにボーっとできる時間や楽しい時間を少しずつでも作っていきましょう♪