着信恐怖症 心の在り方

着信恐怖症とは、電話を受けたり掛けたりすることに恐怖感や不安感を感じる社交不安障害の一種です。

電話に出ようとすると緊張し、頭が真っ白になったり息苦しさを感じ、仕事に支障が出ることもあります。

1 自宅や勤務先の固定電話が鳴ると緊張する
2 自宅の固定電話にかかってきたとき居留守をすることがある
3 非通知の電話には出ないことが多い
4 見知らぬ番号からの電話には出ないことが多い
5 固定電話に電話を掛けるときに緊張する
6 友人や知人に電話をする際、LINEやメール等で事前に連絡する
7 留守番電話にメッセージを入れることが苦手だ
8 お店に予約を入れるときは電話よりインターネットを使う
9 電話を掛ける前に話す内容や言葉を準備する
10 電話の方が早い場合でもLINEやメール等で連絡したい

上記のアンケート調査では、1~4の質問のうち2つ以上、かつ5~10の質問のうち3つ以上当てはまる(やや当てはまるも含む)と回答した人は約4割にもなったそうです。

実は、私(受付:亀山沙紀)も着信恐怖症があります。

上記のアンケート、10個すべて「YES」でした。

着信音が鳴ると体が強ばり、動悸がします。
ちなみに、電話を受けること以上に掛けることが苦手で、どうしても必要な時は喋る内容を事前に考えるのはもちろん、部屋の中をウロウロしながら掛けています(汗)

それでも、受けることも掛けることも完全NGだった時期に比べれば大分症状は軽くなっています。

以前は、カバンやポケットに入っている携帯が鳴ってるように錯覚する「幻想振動症候群」までありました。

完治より大切なもの

仕事でもプライベートでも不便さを感じることは多々あるし、完治できたら良いのかも知れませんが、そんな自分であることを認めることができれば、症状の有無はあまり重要ではないのかなと思っています。

それは着信恐怖症に限らず、パニック障害でも会食恐怖症でも依存症でも不眠症でも…

「治ること」や「完璧」にこだわるよりも、「まぁいっか」「そんな自分もいるよね」と思えるようになった人の方が短期間で穏やかになっていくのを目の当たりにしてきました。

当院では、症状改善のために脳機能の回復や生活習慣改善のサポートを行いますが、心が楽になるための心理アプローチにも力を入れています。

LINEやメールでご予約いただけます

・電話で話すことが苦痛、うつ気味になる
・緊張して相手の言ってることが聞き取れなかったり、内容が頭に入って来なくなる
・誰かに電話の内容を聞かれてると思うと、余計にテンパってしまう
・見知らぬ番号からの着信があると不安になる
・電話恐怖症のせいで仕事を辞めたい
・着信音が鳴ると動悸がする
・いつ電話が鳴るか気になり、仕事に集中できない

このようなことでお困りでしたら、LINEやメールから一度ご連絡ください。

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