物忘れを予防するためには…?
こんにちは、副院長の伊藤です。
今回は以前にどこかで触れた「記憶」について(*)
もう少しお話をしたいと思います。
歳を重ねるにつれて物忘れは誰にでも起こります。
僕もそうです。
皆さんもそうです。
ええとなんだっけ。
ああ、だれでも物忘れはします。
例えば
人の名前が咄嗟に出ない
→ほら、アレだよ
漢字が思い出せない
→ほら、アレなんだって
言葉が出てこない
→だからアレなんだってば
これは認知症とは違って自然な事です。
こういう自然な記憶障害は
誰よりも自分が忘れてしまった事を判っています。
こういった記憶障害が起きるのは、
“年齢を重ねるにつれて脳の元気がなくなり記憶を司る神経の
ネットワークが弱くなるため”だと考えられています。
つまり、認知症のようにネットワークそのものが
ダメージを受けているわけではないので
今まで蓄積された記憶は損なわれません。
意識的に新しい情報や人と触れあったり話したりする事で
脳の細胞も再び活性化し、新たな記憶のネットワークを
再構築する事ができるのです。
ですから
記憶がおぼつかない歳になっても
「外に出る」
「人と話す」
「新しい情報に触れる」
これを日常生活にアレするだけでも記憶は
ある程度元気にこう、アレだという訳です。
心掛けたいですね。
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