好奇心を“天職”に変える 『空想教室』

“好きなことをやり続けて仕事にした”

ロケットや人工衛星開発、宇宙に関連する実験&研究を行う植松努さんの著書『空想教室』

話し口調で読みやすいなぁと何の気なしに読み進めていたのですが、内容がすごく深くて思わずのめり込んでしまいました。

夢に対する情熱やそこまでの道のりが書かれているだけかと思いきや…
人生における考え方や物の見方、捉え方、さまざまな事象の根本にあるものなど「なるほど」がたくさん詰まっていました。

なるほど

 

中でも印象に残ったのが

・日本人は諦め方を教わっている
・我慢とは諦めることではなく、違う方法を考えること
・楽すると無能になる
・束縛をするのは自分に自信がない人  etc…

また、

・自分で選ぶことができない子どもが将来病んでしまう
・他人に評価を任せてはいけない
・自信を取り戻せばみんな優しくなれる

というように、院長の想いやコーチングをする意味などと似た部分も多くとても興味深かったです。

三世代

真面目に仕事をしている人、日々手を抜きながら生きている人、夢を諦めてしまった人、自信がない人、いじめっこ…
小学生のお子さんからお父さん・お母さん、おじいちゃん・おばあちゃんにまで。

ありとあらゆる人に読んでもらいたい1冊です!