眠れない時に試したい5つの方法

夜、布団に入ってもなかなか寝付けない
夜中に目が覚めて、再入眠ができない

そんな時、あなたはどうしていますか?

うまく寝付けない時「早く寝なきゃ」と焦ってしまうとますます目が冴えてしまいます。

眠る時には副交感神経(リラックスモード)が優位になっている必要がありますが、焦ったり頭で色々考えてしまうと交感神経(活動モード)に切り替わってしまい、余計に眠ることができなくなってしまうのです。

なので、眠るためにはいかに副交感神経を優位にするかがポイントになってきます。

1. 深呼吸をする

呼吸は自律神経に意識的にアクセスする唯一の方法です。ゆっくり長い呼吸を繰り返すことで副交感神経が優位になります。

瞑想のCDやアプリにはゆっくりとした呼吸を促すアナウンスが入ってるものもあるので、それに合わせて呼吸するのもオススメです。

2. 落ち着く音楽をかける

「眠りに誘導する音楽」や「神経系を落ち着かせる音楽」などがたくさんあります。youtubeなどにもあるので、あらかじめ好きな音楽を探しておくと良いかも知れませんね。

寝室で微かに聞こえるくらい静かな音量で流してみましょう。

3. セルフタッピングをする

背中や頭などを優しく丁寧にタッチして、不安や緊張を和らげる【タッピングタッチ】という手法があります。

目を閉じて、自分が心地いいと思える箇所をゆっくり一定のリズムでトントンしてみてください。

4. 自分の体をスキャニングする

ゆっくり呼吸しながら、足の先から頭のてっぺんまで意識を順に巡らせていく方法です。

呼吸した時の胸やお腹の膨らみ、「手が冷えてるな」「肩に力が入ってるな」など温度感や硬さを感じていきます。そこに良い悪いといったジャッジを加えず、ただ感じることがポイントです。

5.眠ろうとすることを手放す

「眠らなければいけない」「でも寝れない」というギャップを感じるから焦ったりイライラしてしまいます。

実は、目を閉じているだけで眼球と脳は休まり疲労回復に繋がります。「眠れなくても大丈夫」という心持ちに切り替えるだけで少し気が楽になるかも知れません。

スマホをいじるのはNG

スマホのブルーライトの刺激は太陽の光に匹敵します。

光刺激により脳が昼間だと勘違いしてますます寝付けなくなってしまうので、眠れないからと言ってスマホを開くのは絶対にやめましょう。

早めの対処を

脳が過剰に働いてしまっていたり、緊張するような日常・環境にあるなどの原因に対して、当院では脳神経と心理の両面からアプローチを行います。

寝つきが悪い、途中で目が覚めてしまうなどの不眠の状態が1週間以上続く場合にはご相談ください。

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